一昨日の12月3日はゴダール(Jean-Luc Godard)の誕生日でした。1930年生まれなので、今年で72歳になられました。おめでとうございます!と言うわけで、一昨日の Lucy は「今日はゴダールの誕生日」「ゴダール!ゴダール!!」と、まわりのみんなにお知らせする、自主的広報活動に従事(ほんとだよ)。
ゴダールの国籍はスイス。生まれたのはパリ。
パリで生まれ、レマン湖のスイス側とフランス側で育ったのだそうです。
『JLG/ 自画像』をはじめとするゴダール映画には、レマン湖畔周辺の美しい自然の映像が方々にちりばめられてます。それらの映像、だ~い好き。だから、レマン湖はいつか訪れてみたい湖のひとつ(最有力候補)ですっ。
【おまけ情報】
ところで、72年前、ゴダールが生まれた1930年ってどんな年だったんだろ。
1930年:
1月 ロンドン軍縮会議開始【英米仏伊日】
3月 ガンジー塩の行進【印】
4月 ガンジー、第二次非暴力抵抗運動開始【印】
この年の失業、米1200万人、英300万人、独600万人
この年に発表された著作など:
ケインズ『貨幣論』【英】 / マルクスの『経哲草稿』公表【独】 / オルテガ『大衆の反逆』【西】 /
ウナムノ『キリスト教の苦悩』【西】 / D.H.ロレンス『アポカリプス論』【英】 / オルダス・ハクスリー『短いろうそく』(女性解放運動を擁護)【英】 / ハメット『マルタの鷹』【米】 / 小林秀雄訳、ランボーの『地獄の季節』【日】
あと、ダリの名前や、デートリッヒ主演映画『嘆きの天使』や、ラヴェルの『ピアノ協奏曲ト長調』とかも見つけちゃって、年表って本当に興味深い。記載されているすべてを列挙したくなるほど(でも、このへんで止めておこっと)。参考にしたのは、松岡正剛監修『情報の歴史』です(増補版 版が1996年に出ましたが、新たなる増補はないのでしょうか?)。