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ニジェール食糧危機 in 2005

西アフリカのニジェールで、人口の4分の1にあたる約350万人が深刻な食糧危機に脅かされてるとのニュースを知ったのは、7月15日(Fri)の国境なき医師団からのリリース・ニュース「払えなければ、死が待つのみ」http://www.msf.or.jp/news/news.php?... その後、危機に瀕した男の子の写真を掲載した7月20日(Wed) のBBC NEWS から、ニジェールの食糧危機が限界に達し、今すぐに援助を得られなければ15万人の子供たちが死亡する可能性があることを知る。http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/... その後も、BBC NEWSはこのニュースを世界に向かって発信し続ける。7月21日(Thur)  http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/... そして再び国境なき医師団からのニュース「マラディでのスタッフ会議ー栄養失調児の治療をどのようにして拡大していくか」(7月21日) http://www.msf.or.jp/news/news.php?... 一方、日本国内のネット上でこのニュースはあまり報じられていないようだった。見つけることができたのは、7月23日(Sat)「〈ニジェール〉数千人の子供が餓死、国連が緊急支援訴え」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?... と「〈ニジェール〉バッタ大量発生と干ばつ サハラ周辺食糧危機」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?... 7月23日(Sat) ニジェールへの援助がやっと届きはじめてるようだとのニュース。http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/... 7月25日(Mon) 英国政府はニジェールへの援助増額を決定したとのニュース。http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/... 7月30日(Sat) ニジェールは世界のなかでも最貧国のひとつである。その国における食料不足はきわめて深刻で360万の人たちが被害を受けると警告されてきたにもかかわらず、援助も与えられず無視され続けてきたことを指摘する記事。http://news.bbc.co.uk/2/hi/... 英国の赤十字の隊員によるニジェール日記:その1(7月27日)http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/... その2(8月1日)http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/... 8月2日 (Tue) 国境なき医師団のニュース「ニジェールの食糧危機に対するMSFの活動概要」http://www.msf.or.jp/news/news.php?... 【続報 Sat 6 Aug 2005】 食料を必要としている250万人のための寄付金を募るため西アフリカのミュージシャンたちによるコンサートがニジェールの首都ニアメで開催されるとのこと。http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/... 国境なき医師団からの最新ニュース「アギエの集中栄養治療センター:開設してすぐに満床に」http://www.msf.or.jp/news/news.php?... ユニセフ協会からのお知らせ「350万人が飢えと栄養失調で死の危機に…アフリカ・ニジェール ユニセフ、16億円の緊急支援を訴える」http://www.unicef.or.jp/osirase/... 日本赤十字社からの報告「西アフリカ サヘル地域の食糧危機」: 《西アフリカ、サヘル地方のニジェール、マリ、モーリタニアブルキナファソでは800万人近くの人々が深刻な食糧難と栄養不足に陥っています。これは2004年から2005年にかけての少雨と旱魃、それに過去20年間で最悪のイナゴによる農作物への被害の影響によるもので、このような自然災害が重なって発生したことで長期的な食糧危機はさらに深刻化しています。状況はニジェールにおいて特に深刻で、人口の28%にあたる360万人が食糧難に陥っています。》http://www.jrc.or.jp/active/saigai/... 【Mon 22 Aug 2005】 8月16日(Tue) 国境なき医師団からの報告「開発計画の犠牲にされた緊急援助」http://www.msf.or.jp/news/news.php?... 【Tue 23 Aug 2005】 国境なき医師団国連の対応を非難 「ニジェールで猛威を振るう急性栄養失調の蔓延に対して、国連の対応は遅く、また誤った認識に固執している。食料危機の原因を干ばつやバッタの襲来といった自然現象だけに帰し、さらには2004年11月、ニジェール政府がこの緊急事態への対応策として有料の食料援助を開始した際、最も助けを必要としている最貧困層には手の届かない方法であるにも関わらず、国連はこれを支持したのである」 「MSF(国境なき医師団)は国連の"人道"援助機関に対し、援助の分配は必要性にのみ基づいて決定するべきであるとする人道援助における公平性の原則を尊重するよう求める。そして、飢えによって命を落とし続けているこの地域の子どもたちのためにMSFが行っている医療活動を後押しする食糧配給が、効果的に行われることを求める」 8月23日(Tue) 国境なき医師団からのリリースニュース「国連の食糧配給は、もっとも必要としている子どもたちには届かず」 http://www.msf.or.jp/news/news.php?... アナン国連事務総長ニジェールの食糧危機を視察 http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/... これは食糧危機(food crisis) なのか 飢餓(famine )なのか?飢餓という言葉を使わないのは、対応の遅さや失敗を正当化しようとする人たちにとって都合がいいから。ニジェール政府も非難されるべき。 「子どもがどれくらい死んだら飢餓?」http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/... famine=a situation in which a large number of people have little or no food for a long time and many people die. (famine の訳を「飢餓」に修正 25/03/2006) こういうの読んでたら、ルワンダはジェノサイド的行為だがジェノサイドとは断定できない*、スーダンダルフール危機も国際人道法違反ではあるがジェノサイドではないなどと論じ、大量虐殺を阻止するための手段をなんら講ずることなく、多くの人たちを見殺しにした&見殺しにしてるのと同じだなあと思った。 *1994年、ルワンダでの虐殺が開始される直前、PKO部隊長が国連本部へ送った大量殺害開始警告のファックスは、当時のPKO担当官アナンによって握りつぶされ、虐殺が始まると国連PKO部隊を縮小、クリントン政権はこれは「ジェノサイド的行為」にすぎないと主張することで、虐殺阻止の行動をとらなかった。 * * * 国境なき医師団への寄付 http://www.msf.or.jp/support/... ユニセフ・インターネット募金 http://www2.unicef.or.jp/bof/bo.html 日本赤十字社 海外救援金の受付 http://www.jrc.or.jp/active/saigai/... ニジェールの地図 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/... In pictures: Hunger hits Niger http://news.bbc.co.uk/1/hi/... 【Sat 25 March 2006】 ニジェールだけでなくアフリカの他の多くの国々が現在も食糧危機に苦しんでる現実について http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/... 食糧危機問題については↓この記事も是非。 「問題は食料不足ではなくて貧困なのです」(『The Economist』 Vol 376, No. 8440 , 20 August 2005, "Economic Focus: Desititution not dearth," p. 53) http://cruel.org/economist/... の画像