ドキュメンタリー映画『チェ・ゲバラ --人々のために--』
現在 BOX 東中野にて
”革命的”ロードショー 進行中!
★ ★ ★
本当の勇気というものがどういうものか考えたことがあるか。真の勇者とはどういう人間のことを言うのか具体的に心に描き出してみたことはあるか。
なんでも知ってるような訳知り顔して、偉そうな口を叩く前に、この奇跡のようなひとりの人間についてのドキュメンタリー映画を見てみろ。人間はここまで崇高になりうるのだという実例を自分自身のその目で見てみろ。そして自らを恥じよ。涙せよ。
★ ★ ★
チェは明るい。
チェは軽やかだ。
チェはユーモアに満ちている。
チェの笑顔は優しい。
チェは偉ぶらない。
チェは部下の失敗を咎めない。
けれど不正は決して許さなかった。
チェは労働を厭わない。
チェは日曜日もボランティアとして農場で働いた。
トラックの荷台に乗り、砂を運んだ。
チェは人々と一緒に汗を流した。
チェは崇められるのを嫌った。
チェは地位も権力も求めなかった。
チェは闘った。
自由を求める人々のために。
人々はチェを愛した。
チェがどれほど自分たちを愛してくれているかを知っていたから。
チェの「愛」を身をもって体験していたから。本当に理解していたから。
1967年10月9日、CIA を背景にしたボリビア政府の命令でチェは殺された。
瞳を見開いたまま微笑むチェの遺体は、まるでキリストのようにわたしには見えた。
チェは瞳を見開き、微笑んで死んでいったのだ。
微笑んで……
★ ★ ★
真の指導者とはこういう人間のことを言うんじゃないのか。真の国際人とはこういう人間のことを言うんじゃないのか。真の博愛主義者とはこういう人間のことなんじゃないのか。
考えても見たまえ。こういう人間が仲間を「総括」したりするか?こういう人間が公共の乗り物にサリンをまいたりするか?こういう人間が不理屈な暴力を民間人に向けるか?人々から平穏な日常生活を奪い、恐怖に怯えさせるか?そういうテロを行うか?どういう理屈なのかはわからんが、そうした「コドモじみた狂った正義感」と、この偉大なる人間チェ・ゲバラの思想とをごっちゃにするな。
★ ★ ★
チェ・ゲバラ(1928.6.14 ~ 1967.10.9)
政治家にして革命家そして戦士。"チェ" というのは親愛の情が込められたゲバラの愛称。
アレン・ギンズバーグ (Allen Ginsberg) はゲバラが殺害された翌月(1967年11月)「チェ・ゲバラに捧げる哀歌 (Elegy Che Guevara)」という詩を発表。そのなかでゲバラのことを「新しいキリスト (new Christ)」と呼んでる。ギンズバーグ、えらいぞ。
http://www.geocities.com/Athens/...
【Additional Information】
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/...
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/...
★ ★ ★
BOX東中野 TEL03.5389.6780
http://www.walkerplus.com/tokyo/...
★ ★ ★
2009年 ゲバラがよみがえる!
ポレポレ東中野にて「チェ・ゲバラ−人々のために−」 1月10日(土)よりレイトショー公開決定!