2007-01-01から1年間の記事一覧

石橋湛山の預言

なにかの精神がその時代に生きる多くの人たちによってなんの疑いもなく受け入れられ その自明の精神のうえに彼らの日常、人生設計が構築さているとき その精神の病に気づき その精神が早晩消え去るであろうことを予見しているひとたちが いつの時代にも存在…

七つの社会的罪 (Seven Social Sins)

1.理念なき政治 Politics without Principles 2.労働なき富 Wealth without Work 3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience 4.人格なき学識 Knowledge without Character 5.道徳なき商業 Commerce without Morality 6.人間性なき科学 Science without Hum…

魂の再軍備

「みなさんは、次の事実を隠すことはできない。 それはかつてみなさんが、戦争という手段を取ったという事実である」 「私は、現代日本人の心に、ふたたび宗教心がよみがえることを祈るものである。 どうかみなさんの生活の中に、宗教を生かしていただきたい…

『真の独立への道(ヒンド・スワラージ)』

Mohandas Karamchand Gandhi HIND SVARAJ (1910) 『真の独立への道(ヒンド・スワラージ)』 M. K. ガーンディー著 田中敏雄訳 岩波文庫(青 261-2) 画像は岩波文庫のカバー=ガーンディー(1909年、ロンドンにて) http://www.amazon.co.jp/...

『日本のいちばん長い日 : 運命の八月十五日』

《「聖断」に従い平和への努力を続ける人々と、徹底抗戦を主張して蹶起せんとした青年将校たち。昭和二十年八月十五日正午に至る一昼夜に繰り広げられた二十四時間の人間ドラマを埋もれていた資料をもとに再現。不朽の名作。》 半藤一利著 -- 決定版. -- 文…

玉音放送(現代語訳)

私は、深く世界の大勢と日本の現状を考えて、 特別な方法でこの事態を収拾しようと思い、 ここに忠義の気持ちを持った国民に告げます。 私は政府に、米・英・中国・ソ連の四国に対して ぽつだむきょうどうせんげんを ポツダム共同宣言を受諾することを通告さ…

『天皇百話(上の巻)』

鶴見 俊輔 ・中川 六平 編 ちくま文庫 1989年4月 782P 目次 降誕 「官報」 命名の儀 「官報」 川村純義 渡辺幾治郎 里親・里子 宮本常一 自分のうけた印象 長与善郎 天皇・運命の誕生 鈴木孝 肉親としての天皇陛下 秩父宮雍仁・柳沢健 乃木大将とのお別れ 甘…

小熊英二『〈民主〉と〈愛国〉ーー戦後日本のナショナリズムと公共性』

序章 二つの「戦後」/「戦後民主主義」の「言葉」/「言説」と「心情」について 第一部 第1章:モラルの焦土―戦争と社会状況 セクショナリズムと無責任/軍需工場の実態/組織生活と統制経済/知識人たち/学徒兵の経験/「戦後」の始まり 第2章:総力戦と…

幸徳秋水『帝国主義』(1901年)

《「帝国主義はいわゆる愛国主義を経となし,いわゆる軍国主義を緯となして,もって織り成せるの政策にあらずや」.明治34年に刊行された本書で,幸徳秋水(1871ー1911)は帝国主義の本質を喝破.該博な知識を駆使し,レーニン,ホブスンに先駆けて複雑な帝…

『無防備都市(Roma città aperta)』

ジャン=リュック・ゴダールが「真の意味でのレジスタンスを描いた唯一の映画」と称した、ロベルト・ロッセリーニ監督による1945年の作品。 この作品が「なぜナチスドイツと組んで、もっとも早く戦争に負けたイタリアで生まれたのかを、考える必要がある」と…

爆音デジタルゴダール in 2007

吉祥寺のバウスシアターで待望の爆音デジタルゴダールが始まってるよ。たくさんのひとたちが見にきてくれてる。ありがとう。 21 July (Sat) - 24 July (Tue) 『フォーエヴァー・モーツアルト ( For Ever Mozart )』 《未来との純な婚約》 1996年/SRD/85分 …

チェコ共和国 Česká republika

国の標語 PRAVDA VITEZI ( 真実は勝つ )

Institute of Contemporaty Arts

1年間ここの会員だったことをさっき思い出したので、突然 KW 登録することにしました。今「Memorial to the Iraq War」という展示会をやってるみたいです。 ロンドン、大好き。みんな元気かなあ。 また行きたいなあ、ロンドン。 Institute of Contemporaty …

人命は特許に優先する

国境なき医師団(MSF) が、スイスの製薬会社ノバルティス社に対し、医薬品の特許に関するインド政府への提訴を取り下げるよう求める署名を集めています。 <<インドは開発途上国の多くの人々に不可欠である、安価なジェネリック医薬品を製造しています。現在…

2006年12月15日教育基本法改正

2006年 目を開けて 想像し 目を閉じて 見ようとしてきた 2006年12月15日 教育基本法が改正された この国のありさまを以下に記録し保存する (以下の文章は教育基本法改正前に書かれたものである。ゆえに「教育基本法」と表記されているものは基本的に「改正…