2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

STOP-ROKKASHOプロジェクト

再処理工場は、使用済み核燃料(原子炉でウランを燃やした後に残ったカス)からウランとプルトニウムとを分離させる場所。 再処理が繰り返されるたびに、自然界にはもともと存在していなかったプルトニウムという危険物質が人工的に生み出されていく。プルト…

慰霊

《あ、 この焼けただれた顔は 一九四五年八月六日 その時広島にいた人 二五万の焼けただれのひとつ すでに此の世にないもの とはいえ 友よ 向き合った互いの顔を も一度見直そう 戦火の跡もとどめぬ すこやかな今日の顔 すがすがしい朝の顔を その顔の中に明…

世界が広島から学ぶべきもの

《日本が広島から学んだものとして私にいえることは、あの極大の悲惨に抗して人間が生き延びたこと、そして死んだ人間の、その死への抗い方、生き残った者らの悼み方、記憶の仕方をつうじて、それが人類の威厳を示している、ということです。私らは日本語の…

送電線をすべての国民に解放せよ !

大手電力会社による送電線の独占が電力不足の原因であることを指摘する、広瀬隆さんの主張。 「電力会社の原発はほぼ5000万KWだが、今夏のピーク時には、福島第一が廃炉になり、福島第二、東通、女川、東海第二が全滅し、柏崎刈羽が3基再起不能で停止、さら…

ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ

《「原子爆弾」と「原子力」と何が違う?突き詰めていくと、器が異なるという一点だ。ウランだのプルトニウムだのを、ミサイルのパッケージに入れれば、「核兵器」になる。同じ放射性物質を原子炉に組み込めば、今度は「核燃料」と呼ぶ。どちらも、今の経済…

風が吹くとき

1982年にイギリスで出版されたレイモンド・ブリッグズのグラフィックノベル『風が吹くとき』がわたしに教えてくれること 従順な善人のままが世界を滅ぼす 抗議して 生き残れ DAVID BOWIE WHEN THE WIND BLOWS -風が吹くとき- (1986) http://www.youtube.com/…

「市民」としての小田実

「クロード・ルフォールによれば、"近代の民主主義は、政治と思想が乖離しているので、全体主義へと向かう傾向がある"」 「そう、私も同じ意見だ」 「私が信じるのは、死を前にした証言者だ」 (ジャン=リュック・ゴダール『アワーミュージック』より) 200…

児玉龍彦 (東京大学アイソトープ総合センター長) 国の原発対応に満身の怒り

2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会 「放射線の健康への影響」参考人説明より 児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長) http://www.youtube.com/watch?... 【全内容書き起こし】 《わたくしは東京…