2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『スプートニクの恋人』

村上春樹が書いている小説は、この人類の歴史において類いまれなる時代、すなわち、ついにテクノロジーの発達がわたしたち人間の制御可能な領域とレベルを遥かに超えてしまった時代に、わたしたちが、この傷つきやすい「やわな魂」をかばうがゆえ、苦しみ、…

「ロンドン発 戦争反対を叫ぶ中東の人々」in『pen』

『pen』という雑誌の最新号に掲載されているロンドン在住の中東の人たちへのインタビュー記事が興味深い。 《5月に "戦闘状態は終了した" と公式に発表されてからも、アメリカ軍を中心とした有志連合は、一日平均1人以上の兵士の命を失っている。自爆テロ…