『ゴダール・ソシアリスム』ロードショー

#01 光はなぜある? 闇があるから

   #02 ALISSA

      #03 カッサンドラ 黙ってお聞きなさい

#04 今や 悪い奴らが真剣だ

   #05 民主主義と悲劇はアテネで生まれた

      #06 砂漠を 想像してごらん

#07 私は弟を愛している

   #08 太陽を襲ってやる 太陽が襲ってくるのなら

      #09 空間は死んでいく

#10 伝染病は古来から大事件だ

   #11 自由は高くつく!

      #12 沈黙は金

#13 言葉のあらゆるイメージを退避させること

   #14 私の心は 私の口の中にはない

      #15 BE 動詞を使うな

#16 私たちは夜はたらく

   #17 幸福なヨーロッパを再び見ることなく・・・

ジャン=リュック・ゴダールゴダール・ソシアリスム (FILM JLG SOCIALISME)』

http://www.bowjapan.com/socialisme/

【FILM JLG SOCIALISME in 2011】

☆富山

2011年6月25日(土)~7月8日(金)

劇場:TOHOシネマズ ファボーレ富山

上映時間:6/25~7/1連日18:10から1回上映。

7/2~8  連日18:55から1回上映。


※TOHOシネマズ ファボーレ富山では、6/18~7/1ゴダール監督作品「勝手にしやがれ」を上映します。入場料金は、当日一般大学生共1300円、以下「ゴダール・ソシアリスム」と同じ。


上映時間:6/25~7/1連日18:10から1回上映。

URL:http://hlo.tohotheater.jp/net/...

☆宮崎

2011年6月25日(土)~7月8日(金)

劇場:宮崎キネマ館

上映時間:6/25~7/1連日12:50/17:50
7/2~8連日15:20/20:00(終映21:50頃)

URL:http://www.bunkahonpo.or.jp/cinema/

☆仙台

2011年7月2日(土)~15日(金)

劇場:桜井薬局セントラルホール

上映時間:連日11:40/16:00/18:30


※桜井薬局セントラルホールでは、「ゴダール・ソシアリスム」上映期間中、ゴダール傑作選としまして「右側に気をつけろ」「映画史特別編 選ばれた瞬間」「勝手にしやがれ」「はなればなれに」を上映します。


上映時間:連日14:00~1回上映

URL:http://www.sakura-centralhall.jp/

☆山口

2011年7月16日(土)~18日(月)

劇場:山口情報芸術センター

※これは、7/1~3、7/8~10に上映されます「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」他長短編計8作品との共通券です。詳しい番組は、直接会場へお問合せ下さい。


上映時間:7/16(土)13:30から1回
     

7/17(日)15:30から1回
     

7/18(祝)13:30から1回
尚、この期間「映画史特別編 選ばれた瞬間」を
上映します。

上映時間は、
     

7/16(土)19:00から1回
     

7/17(日)15:30から1回
     

7/18(祝)16:00から1回
各回定員制入替制。

URL:http://www.ycam.jp/

☆東京

2011年8月3日(水)~16日(火)

劇場:東京芸術センター シネマブルースタジオ

上映時間は、決まり次第お知らせします。


※この上映の後、8/17~30「気狂いピエロ」
        

8/31~9/13「勝手にしやがれ」
を上映します。


※電話によるお問合せは、平日9:30~18:00の間にお願いします。

URL:http://www.art-center.jp/tokyo/

☆東京

2011年8月20日(土)~26日(金)

劇場:早稲田松竹映画劇場


※「映画史特別編 選ばれた瞬間」との2本立て上映となります。


※「ゴダール・ソシアリスム」上映の前、8/13~19「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」の上映があります。

URL:http://www.wasedashochiku.co.jp/

http://www.wasedashochiku.co.jp/...

☆広島

2011年9月下旬~

劇場:サロンシネマ

詳細は、決まり次第お知らせします。

URL:http://www.saloncinema-cinetwin.jp/

那覇

2011年10月上旬~

劇場:桜坂劇場

詳細は、決まり次第お知らせします。

URL:http://www.sakura-zaka.com/

☆秋田

2011年10月下旬~

劇場:シアタープレイタウン

詳細は、決まり次第お知らせします。

URL:http://www.playtown.org/

* * *

「民族はどれも嫌い。友人が好き。友人がいればいい」

「いかなる権力も要らない。私が望んでいるのは、社会であって、国家ではない。」

「国家の夢は、一人でいること。個人の夢は、二人でいること。」

1942、43 ニューヨーク 

ローマン・ヤコブソン 音と意味は切り離せない

「音素」!

* * *

世界が変わる

無意識直撃映画

FILM SOCIALISM によって

見た者たちが世界を変える

* * *

Wikipediaゴダール・ソシアリスム』

http://ja.wikipedia.org/wiki/...

ロマーン・ヤーコブソン『音と意味についての六章』

http://www.amazon.co.jp/...

【これまでの上映 in Japan】

■東京

2010年12月18日(土)~2011年2月4日(金)

劇場:TOHOシネマズ シャンテ

URL:http://www.tohotheater.jp/

■大阪

2011年2月12日(土)~3月4日(金)

劇場:第七藝術劇場

URL:http://www.nanagei.com/

■札幌

2011年2月19日(土)~3月11日(金)

劇場:東宝プラザ

URL:http://tohoplaza.blog41.fc2.com/

武蔵野市

2011年3月19日(土)~25日(金)

劇場:吉祥寺バウスシアター

URL:http://www.baustheater.com/

■東京

2011年5月3日(火)~6日(金)

劇場:オーディトリウム渋谷

URL:http://a-shibuya.jp/

■名古屋

2011年4月30日(土)~5月13日(金)

劇場:名古屋シネマテーク

URL:http://cineaste.jp/

■神戸

2011年4月30日(土)~5月13日(金)

劇場:神戸アートビレッジセンター

URL:http://kavc.or.jp/index.html

■京都

2011年5月14日(土)~27日(金)

劇場:京都シネマ

URL:http://www.kyotocinema.jp/

■福岡

2011年5月14日(土)~27日(金)

劇場:ソラリアシネマ

URL:http://fsc-ent.jp/cinema/

■大分

2011年5月21日(土)~27日(金)

劇場:シネマ5

URL:http://www.cinema5.gr.jp/

■東京

2011年6月4日(土)~10日(金)

劇場:下高井戸シネマ

URL:http://www.shimotakaidocinema.com/

■金沢

2011年6月4日(土)~17日(金)

劇場:シネモンド

URL:http://www.cine-monde.com/

■岡山

2011年6月18日(土)~24日(金)

劇場:シネマクレール丸の内

URL:http://www.cinemaclair.co.jp/

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何故われらの芸術がいま起らねばならないか

《 正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである われらは世界のまことの幸福を索ねよう 求道すでに道である 》   ー=+=*/宮沢賢治/*=+=ー だからである。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/... 宮沢賢治の世界 http://www.kenji-world.net/...ユリイカ 2011年7月号 特集:宮沢賢治ー東北、大地と祈り』 http://www.seidosha.co.jp/index.php?... の画像

市民の不服従 (civil disobedience)

2011年6月4日(Sat)日比谷公会堂(東京)で開催された、「九条の会」発足7周年記念講演会「未来世代にのこすもの 私たちは何を『決意』したか」での、哲学者鶴見俊輔の発言。

「科学を悪用してはならないというヒポクラテス以来の伝統が断ち切られ、科学は新しい段階に入った」

「国家予算によるビッグサイエンスは、自国、他国の数百万という人々の上に覆いかぶさることになる」

日露戦争以来、大国になったつもりで文明の進歩をひたすら信じ続けてきた日本人は、敗戦後も目をそらしてきた根本問題に(震災と原発事故で)直面している」

「受け身の力をここで超えること。九条は、何らかの行動、態度の表明で裏付ける方がいい。不服従の行動の用意があるとさらにいい」

(『朝日新聞』2011年6月21日夕刊「鶴見俊輔、公園で震災と原発事故を語る」より)

バックに響き渡るのは、ソロー的「市民の不服従 (civil disobedience)」の理念。

《「政府というものは、できるだけ国民に干渉しないほうがいい」という言葉を私は心から受入れます。そのような政府がもっとすみやかに、そして円滑に実現されるのを見たいと思っています。そうなれば、最後は、「まったく干渉しない政府が最もいい」ということになると信じています。国民一人ひとりにそうした心構えができれば、私たちの政府はそうしたものになるでしょう。政府というものは、何かの時に役に立てばいいのですが、ほとんどの政府がたいていは役に立ちません。そしてどんな政府でもまったく役に立たないときがあります。

軍隊に対する不平不満の声が満ちていて、深刻な問題になってきていますが、やがてその不満が政府に向けられるのは、自然の成り行きでしょう。軍隊は政府の腕(アーム)にすぎません。政府は、国民が自らの意思を実行するために選んだ方法にすぎないのですが、それを通して行動する前に、軍隊がそうであるように、悪用され、本来の目的からそれてしまいがちです。現在のメキシコ戦争をよく見て下さい。あれは政府を自分の道具のように使っている少数の個人がやっていることです。国民はあんなやり方に、はじめは同意していなかったはずです。》

《私たちは奴隷の所有を、そしてメキシコでの戦争をやめなければなりません。たとえそれに国民としての存亡がかかっているとしてもです。》

奴隷制や戦争に反対の意見を持つ人は多くいます。ですが、彼らは奴隷制や戦争を終わらせるために実際は何もしません。自分たちはワシントンやフランクリンの子孫だ、と思っていても、ポケットに両手を突っ込んだまま座りながら、どうすればいいのかわからないと言うだけです。》

奴隷制の廃止を早められるのは、自らの投票によって自分自身の自由を行使する、彼の一票だけです。》

《私はためらわずに言います。自らを奴隷制廃止論者と呼んでいる人々は、マサチューセッツ州政府に対して身をもって奉仕したり財政的に支援することを、中途半端でなくただちに撤回すべきです。一票差の多数派を形成し、それによって公平さが広く行きわたるまで待つべきではありません。》

ヘンリー・デイビッド・ソロー『一市民の反抗:良心の声に従う自由と権利』(山口晃訳)

http://www.amazon.co.jp/...

想像してみる。

ここで使われている「奴隷制」という言葉を「原発産業」に

メキシコ戦争」を「核兵器保有」とか「プルトニウム保有」に置き換えて考えてみる。

もっと想像してみる。

他に置き換えて考えることができる言葉はないか探してみる。

わたしがその一部となりたい未来を想像=創造してみる。

Civil Disobedience, by Henry David Thoreau (1849) with annoyed text

http://thoreau.eserver.org/...

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スペインで大規模デモ

スペインの怒れる若者たちが失業問題などに抗議し大規模デモ展開中。2万5千人がマドリード中心部の広場に集まっている。(21 May 2011) 彼らを見よ! http://www.bbc.co.uk/news/... 「集会禁止令なんか 無視」 http://www.bbc.co.uk/news/... 「わたしたちは変化を求めてるの」 http://www.bbc.co.uk/news/... 22 May 2011 3万人に増加。けど、とってもピースフル。 http://www.bbc.co.uk/news/... 26 May 2011 若者たちは現在も路上でテント生活をしながらプロテストを続けている。 太陽光パネルまでつくって自活。本も売ってる。ポットでトマトも育ててたり。今すぐマドリットに行きたいくらい自由でかっこいいプロテストだ。 http://www.bbc.co.uk/news/... の画像

いま、自然エネルギー ― 小水力、地熱、波力、そして市民発電所

『THE BIG ISSUE JAPAN』167号

特集

いま、自然エネルギー ― 小水力、地熱、波力、そして市民発電所

本当なのだろうか?日本にエネルギー資源がないというのは!?実は、手つかずの自然エネルギー資源はふんだんにあるのだ。今、東日本大震災により福島第一原子力発電所は未曾有の大事故を起こし、飛散する放射能を封じ込め安定させるのに、うまくいっても9ヵ月かかるといわれている。原子力に依存しないエネルギー自給について、改めて考える時が来た。日本にはよく知られている太陽、風力、バイオマスのほかにも、たとえば降水量が世界平均の2倍で急峻な河川、世界の1割を占める活火山、世界第6位の海岸線と海がある。これらの地理的条件を生かす、小水力発電地熱発電、波力発電などに注目したい。これらの適地には過疎化に悩む山村や漁村などが多いが、地域で自前のエネルギーを賄い余剰のエネルギーを都市部に売電すれば、地域に新しい雇用を生むことも可能だ。いうまでもなく自然エネルギー発電はCO2を排出しない上に、半永久的な供給が可能で、潜在エネルギー量も大きい。さらに市民出資による自然エネルギー発電所についても取材。さようなら石油経済、こんにちは水素経済(17号・04年11月15日)、まるごと「地球温暖化」(99号・08年7月15日)につづく、エネルギー特集第3弾!

水の国、日本。「小水力」発電は自然エネルギー転換へのスターター

― 小林 久さん

八丈島、自然いかす地熱発電がベース電源に。地熱でハウス栽培も

― 柳澤 教雄さん

天気には漁に出て、波が高い日は電気を生む。波力発電で地域活性化

― 神吉 博さん

100%自然エネルギーへの転換は可能。

国、地方行政、業者の無責任構造を越えるコミュニティパワーがキーワード

― 飯田 哲也さん

http://www.bigissue.jp/latest/...

今月号もすばらしく充実した内容。

細野晴臣さんのスペシャルインタビューもあります(細野さ〜ん!一緒に、デモ行進しましょう!←と、さりげなく、本気でお誘いする Lucy でした)。

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「特集上映 25年目のチェルノブイリ」in ポレポレ東中野

ナージャの村』&『アレクセイと泉』追加上映中 (2011年6月3日 Fri まで)

イベントも開催中

5月21日(土) 13:00の回『アレクセイと泉』上映後

 本橋成一(監督)舞台挨拶

5月21日(土) 16:00の回『ナージャの村』上映後

 本橋成一(監督)舞台挨拶

http://www.mmjp.or.jp/pole2/

* * * * *

ポレポレ東中野にて4月23日 (Sat) から原発関係作品連続上映「特集上映 25年目のチェルノブイリ」が始まります。

ポレポレ東中野では、チェルノブイリ原発事故の発生した4月26日に毎年、原発に関する作品の企画上映を開催しています。単純な賛否ではなく、そもそも原子力発電とは何なのか、なぜ原発を必要とするのか、その背景を見据えることから始めようと、国内外の作品を問わず、劇映画、ドキュメンタリー、原発の建設記録を追った映画なども上映してきました。

1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故から四半世紀が経ち、事故から25年目の今回は区切りの年として規模を拡大し、二週間の特集上映を企画しました。

これまでの“4.26企画”でも恒例の『ナージャの村』(1997)、『アレクセイと泉』(2002)に加え、上関原発建設予定地の目の前にある山口県祝島の生活を捉えた『祝の島』(2010)や、原発の建設記録を追った記録映画、六ヶ所村核燃料サイクルに関してのルポルタージュ、フランスのラ・アーグやイギリスのセラフィールド、ドイツのヴァッカースドルフの原子力関連施設やその近辺に暮らす人々を収めたドキュメンタリー、原発・核実験を扱った劇映画など、バラエティに富んだ作品を上映します。

映画で描かれるさまざまな側面からの原子力発電、核資源を観ることによって、ますます関心を深めて頂ければと思います。  主催 : ポレポレ東中野 》

とのことです。

【上映作品一覧】

『一年の九日』

1961年/監督・脚本:ミハイル・ロンム

原子力発電の夜明け』

1966年/監督:森田実

原発切抜帖(げんぱつきりぬきちょう)』

1982年/監督・企画:土本典昭

『ストーカー』

1979年/監督・美術:アンドレイ・タルコフスキー

『海盗り―下北半島・浜関根』

1984年/監督:土本典昭

『六ヶ所人間記』

1985年/構成・編集・現場録音:山邨伸貴

『下北核半島からの報告 核燃料サイクル

1988年/監督:森弘太

『ドキュメント’89 脱原発元年』

1989年/督:小池征人

『夏休みの宿題は終わらない』

1990年/督・撮影・編集:山邨伸貴

『第八の戒律』

1991年/監督:ベルトラム・フェアハーク、クラウス・シュトリーゲル

ナージャの村』

1997年/監督・企画・原案:本橋成一

『アレクセイと泉』

2002年/監督:本橋成一

『田神有楽(でんしんゆうがく)』

2002年/監督:加藤鉄

『ヒバクシャ 世界の終わりに』

2003年/監督・編集:鎌仲ひとみ

『祝(ほうり)の島』

2010年/監督:纐纈あや

『ひろしまを見た人―原爆の図丸木美術館―』

1985年/構成・編集:土本典昭

チェルノブイリいのちの大地』

1993年/構成:西山正啓

特集上映<25年目のチェルノブイリ>予告編

http://www.youtube.com/watch?...

『特集上映25年目のチェルノブイリhttp://www.mmjp.or.jp/pole2/426.pdf 

ポレポレ東中野 http://www.mmjp.or.jp/pole2/

昨日、2011年4月12日、こんなニュースが、

「最大で1時間1万テラベクレル 国際尺度、最悪の7も」

http://www.47news.jp/CN/201104/...

http://www.bbc.co.uk/news/...

【イベント情報】

4月23日(土) 14:20の回『アレクセイと泉』上映後

 ゲスト : 本橋成一(本作監督) ティーチイン

4月23日(土) 19:00の回『祝の島』上映後

 ゲスト : 纐纈あや(本作監督) ティーチイン

4月24日(日) 14:20の回『下北核半島からの報告 核燃料サイクル』上映後

 ゲスト : 島田恵(写真家) トークイベント        

4月24日(日) 19:00の回『ナージャの村』上映後

 ゲスト : 本橋成一(本作監督) ティーチイン

4月26日(火) 16:40の回『アレクセイと泉』上映後

 ゲスト : 本橋成一(本作監督) ティーチイン

4月26日(火) 19:00の回『ヒバクシャ 世界の終わりに』上映後

 ゲスト : 鎌仲ひとみ(本作監督) ティーチイン

4月27日(水) 16:00の回『祝の島』上映後

 ゲスト : 纐纈あや(本作監督) ティーチイン

4月29日(金・祝) 14:20の回『六ヶ所人間記』上映後

 ゲスト : 倉岡明子(本作制作・インタビュー)来場 

4月30日(土) 16:40の回『祝の島』上映後

 ゲスト : 纐纈あや(本作監督) ティーチイン

5月3日(火・祝) 14:20の回『夏休みの宿題は終わらない』上映後

 ゲスト : 倉岡明子(本作制作・インタビュー) ティーチイン

5月4日(水・祝) 14:20の回『ナージャの村』上映後

 ゲスト : 本橋成一(本作監督) ティーチイン

5月4日(水・祝) 16:40の回『ドキュメント’89 脱原発元年』上映後

 ゲスト : 小池征人(本作監督) ティーチイン

【特集上映<25年目のチェルノブイリ>開催記念特別イベント】

4月30日(土) 14:20の回

本橋成一スライド上映&スペシャルトーク

『ひろしまを見た人―原爆の図丸木美術館―』

 構成:土本典昭/写真:本橋成一/音楽:佐藤允彦/ナレーター:小室等

チェルノブイリいのちの大地』

 構成:西山正啓/写真:本橋成一/音楽・ナレーター:小室等

映画人によって写真と音で構成されたスライド作品を映画館でスライドで上映!

上映後<大石芳野(写真家)×本橋成一(写真家・映画監督・本作写真)トークイベント>開催!

【関連企画 貝原浩作品展「ぼくの見たチェルノブイリ」】

日時 : 2011年4月19日(火)~5月1日(日) 

会場 : space& cafe ポレポレ坐 *入場無料 OPEN 11:30am

お問い合わせ : 03-3227-1405 月曜定休

1992〜99年、画家 貝原浩(1947〜2005)はチェルノブイリ原発事故後に風下になったベラルーシの町や村を数回にわたって訪れ、出会った村の人々と風景を描きました。チェルノブイリ事故から25年のいま、大きな和紙に一気に描かれた水墨彩色のシリーズ(『風下の村』パロル舎)と、遺されていた旅の日記にあったスケッチなどの小品を並べた作品展を行います。

< トークイベント>

4月22日(金)19:00~ 

 名取弘文(おもしろ学校理事長)×西森信博(農文協「現代農業」編集部)

4月28日(木)19:00~

 小室等(ミュージシャン)×本橋成一(写真家・映画監督)

料金 : 予約 2,000円/当日 2,300円(ワンドリンク付)

予約先 : 03-3227-1405(ポレポレタイムス社)

今日、2011年4月29日のニュース:

チェルノブイリ事故25年 各国首脳『原発安全強化を』」

http://www.asahi.com/international/...

「イタリア政府、原発再開を断念 国民投票前に反対強く」

http://www.47news.jp/CN/201104/...

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『原発事故はなぜくりかえすのか』

《あの事故に接したとき私は、これまでの原子力事故とは本質的に違う、身が震えるような衝撃を覚えました。それは、あの臨界事故が起こって青い光が光った。その青い光によって大内さんや篠原さんが打ち倒されたわけですけれども、あの青い光がメッセージを放ったと思うのです。その青い光のメッセージは、大内さんたちだけではなく、私たち日本人皆に対して発せられていて、私たち日本人の戦後というものを根源的に問うことになったのではないかという気がしました。

 あの原子力事故のときに光った青い光は、"チェレンコフの光" と言われています。原子炉で核分裂の連鎖反応が起こった際、その核分裂反応の高いエネルギーを持った粒子が水の中を運動するときに発する特殊な光です。それはいわば核爆発とか、核分裂といった現象に固有の光です私たちはこの光を、一般の人が浴びるというような形で、三たび見ることになったわけです。

八月六日

 第一は、広島で一九四五年八月六日に起こった被爆でした。このときは、青い光は、まさにピカドンという象徴的な言葉で呼ばれました。第二が、同年八月九日に長崎で起こった被爆でした。さらに、青い光を直接見たかどうかという問題はちょっと微妙ですが、青い光の衝撃に派生する光やキノコ雲を見たものとしては、一九五四年三月一日のビキニ環礁における第五福竜丸の久保山愛吉さんたちの被爆があります。それらはいずれも人間の死をもたらしました。

 もちろん広島、長崎の死と、久保山さんの死ではずいぶん規模も違いますし、意味も違うところがあります。しかし、基本的に同じ急性の放射線障害によって、死がもたらされたと言うことができると思います。それは皆、核分裂という核爆発現象が起きて光った青い光によってもたらされたもので、その衝撃だったのです。

 そしてしばらくその青い光というものを、我われはすっかり忘れていました。ところが一九九九年、広島・長崎から数えればもう五十四年、ビキニ環礁からは四十五年にあたりますが、核の半世紀というようなことを私たちは軽く口にしますけれどもその半世紀後に、もう一回この光を、JCOの事故によって私たちは見ることになったのです。

 もちろん私たち一人ひとりがこの光を見たわけではありませんが、大内さんの死、篠原さんの死という形をとって、また、大内さんや篠原さんたちの証言から青い光が光ったということによって、広島や長崎で起こった核分裂と同じ臨界事故であったことを私たちは知らされ、あらためて核の持つ潜在的な破壊性、暴力性、その恐ろしさというものに驚いたわけです。》

1999年、青い光を発し、茨城県東海村の核燃料加工工場 (JCO) の臨界事故発生。国際事故評価尺度。「レベル4」。

しかし、青い光のメッセージは黙殺される。

わたしたちは今、青い光のメッセージを正しく理解していた高木さんの指摘に深くうなずく。高木さんの死後となった2011年に。

http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/...

高木仁三郎原発事故はなぜくりかえすのか』(岩波新書、2000年)

【目次】

はじめに

臨界事故/青い閃光/八月六日/峠三吉の詩/饒舌な報告書

1 議論なし、批判なし、思想なし

安全神話の崩壊/安全文化/原子力文化/安全第一/事故点検のなさ/原子力産業の状況/さまざまな用途の研究/相互批判なし/議論なし、思想なし/原子力の導入の歴史/原子力村の形成/奇妙なブーム/ある経験

2 押しつけられた運命共同体

国家まかせ/大事故の評価/トップダウン型の開発/サッカーにたとえると/「三ない主義」/「我が国」という発想/マイ・カントリー

3 放射能を知らない原子力屋さん

バケツにウランの衝撃/物理屋さんと化学屋さん/放射化学屋の感覚/物理屋さんの感覚/自分の手で扱う/放射能は計算したより漏れ易い/事故調査委員会も化学抜き

4 個人の中に見る「公」のなさ

パブリックな「私」/普遍性と没主体性/公益性と普遍性/仏師の公共性/技術の基本/原子力は特殊?/科学技術庁のいう公益性

5 自己検証のなさ

自己検証のない原子力産業/自己に対する甘さ/自己検証型と防衛型/委員会への誘われ方/結論を内包した委員会/アカウンタビリティー/寄せ集め技術の危険性

6 隠蔽から改ざんへ

隠蔽の時代/質的転換/技術にあってはならない改ざん/技術者なし

7 技術者像の変貌

物の確かな感触/ヴァーチャルな世界/倫理的なバリアの欠如/新しい時代の技術者倫理綱領

8  技術の向かうべきところ

トーンを変えた政府/JCOの自己の意味/技術の極致/現代技術の非武装化

あとがきにかえて

友へ 高木仁三郎からの最後のメッセージ/高木さんを送る

高木仁三郎・年譜

http://www.amazon.co.jp/gp/product/...

問題を隠し続けては事故を繰り返す閉鎖的なシステムは原子力産業にとどまらないはず。

経済界&政界の強力なバックアップがあってこそ原子力産業は巨大化した。

すでに汚染されつくした社会のすべての領域に適用されうる新しい時代の《倫理綱領》、社会の舵取りをするにあたっての《具体的方法》を、わたしたちは高木さんのメッセージから学びとろう。

新しい仕組みを作っていかなくては。

わたしたちみんなで。

そうしなければ、あいつらのシステムの奴隷にされちゃうから。

「続く苦悩、チェルノブイリ作業員」

(National Geographic News April 27, 2011)

http://www.nationalgeographic.co.jp/...

お手盛り期間と化した保安院山形浩生(Voice 4月18日(月)12時39分配信)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/...

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